定時で帰る人を見るとムカつく!と感じたことはありませんか?
職場で、仕事が終わっていないのに定時で帰る同僚を見ると、どうしてもイライラしてしまうことがよくあります
特に新人や自分より仕事ができない人がピッタリ定時に帰る姿を見ると、「なんで帰れるの?ちゃんと仕事しろよ‼️」と思ってしまいがちです
ですがその定時で帰ってる人たちも、あなたを見て逆に「なんで残業してるの?」とムカついてるのかもしれません
そこで、定時で帰るほうが良いのか、残業してでも仕事に打ち込むほうが良いのか、その答えを探していきます
- 「定時で帰る人 ムカつく」と感じる本当の心理的理由
- 定時で帰る人は、実は仕事を効率的にこなしている
- 定時で帰ることに対する社会的な認識とその変化
- この問題が起きるのは上司や社長が悪いせい
定時で帰る人を見るとムカつく理由
定時で帰る人を見てイライラする
仕事終わってるのに残業してる人を見てイライラする
そのどちらもありますよね
大切なのは統一することです
- まずはムカつく理由を見つめ直す
- ムカつく理由がわかったら対処するだけ
- 定時で帰ることは良いこと?悪いこと?
- なのになぜ残業の文化があるのか?
- 優秀な人は定時で帰る?定時で帰る人の特徴は?
- 仕事が終わってなくても定時で帰れる心理
- 逆に仕事ができないんじゃないか?という誤解
- 毎日、定時で帰る人への会社からの評価
- 定時で帰る人と残業する人の10年後はどうなってる?
まずはムカつく理由を見つめ直す
定時で帰る同僚を見ると、ムカつきますね
わたしもかつて同じでした
でも、その感情の根底にあるものは、何なのでしょうか?
わたしが残業をしていると、上司が「おつかれ~」と言いながら定時に帰っていきました
その時のわたしの感情は「えっ?帰るの?」「部下が残ってるのに?」でした
でもその数日後に、新入社員が隣で残業しているのに、わたしの仕事が終わってしまいました
その時わたしが思ったのは、「早く仕事終わらせてくれないかな~」でした
イライラしながら仕事が終わるのを待ってると、「あれ?この間と逆じゃない?」と気づいて、ひとりで笑ってしまいました
このとき以降はなんとか早く終えられれるように、色々と工夫して定時で帰ることができ、定時で帰る人を見てもムカつくことはなくなりました
定時で帰る文化を作るのが大切ですね
ムカつく理由がわかったら対処するだけ
定時で帰る人を見るとムカつく理由はいろいろあり、人それぞれです
- 残業するべき
- 仕事が終わってないのに帰ってしまう
- 自分よりもデキないやつが帰ってしまう
理由はいろいろとありますが、その理由の根本には「オレが残業しているのに」という比較があります
まずその事に気づきましょう。
原因を理解してから対応策を考えましょう
定時で帰ることは良いこと?悪いこと?
そもそもですが、定時で帰るのは良いことなのでしょうか?それとも悪いことなのでしょうか?
厚労省からは時間外労働(残業)のことについて、法律上の定義を発表されています
引用元:厚労省
本文には、「残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません(引用:厚労省)」と書かれています
「月45時間・年360時間」は1日あたり1.5時間になり、「1日あたりの残業時間を1時間半以内にするように」というのが法律で決まってるということです。
社長側の目線も、残業なしのほうが人件費が削減できます
厚労省からは残業を減らすことで人件費も減らせることが統計によって明らかにされています
引用元:厚労省
それぞれの項目で、残業をしない施策を実施してる企業としてない企業が一定の期間でどう変わったのかを示しています
たとえば、「ノー残業デーやノー残業ウィークの設置」の施策で人件費が変化は、
- 実施 6.8%ダウン
- 未実施 5.2%ダウン
となっていて、実施したほうが1.6%多くダウンしていることがわかります
同時に厚労省では、生産性の変化もアンケートをとっています
引用元:厚労省
左側のピンク色が「生産性が向上した」と答えた企業の割合で、真ん中の肌色の部分が「やや向上した」と答えてる企業のわりあいです
たとえば、「ノー残業デーやノー残業ウィークの設置」の施策で生産性の変化は、
- 実施 8.3%アップ
- 未実施 5.9%アップ
となっていて、実施したほうが2.4%も多くアップしていることがわかります
この2つのアンケートからわかることは、定時で帰るように努力することで、人件費は削減され生産性はアップするということです
なのになぜ残業の文化があるのか?
おそらく、個人一人ひとりの心のなかでも、「早く帰りたい」と思ってるはずです
それなのに残業にたいする感覚が麻痺してしまうのは、次の3つの理由が挙げられます
- 優秀な人に仕事が集中する
- 帰りにくい同調圧力
- 承認欲求が満たされる
優秀な人に仕事が集中する
1つ目の理由は優秀なひとにはどうしても仕事が集中してしまうためです
そのために、仕事が多いので仕方がない・・・と思われがちなんです
帰りにくい同調圧力
上司や周りにいる人が残業していると、帰りにくくなります
これは若い人ほど感じていて、その雰囲気は周囲に伝染してしまいます
承認欲求が満たされる
残業しているとすごいと見られる傾向にあり、自分が認められてると感じやすいです
そのために、今だに「定時で帰るのは悪、夜遅くまで残業してるのが善」だと信じている役職者たちが多いです
優秀な人は定時で帰る?定時で帰る人の特徴は?
では、定時でさっさと帰る人とはどういう人なのでしょうか。
定時で帰る人には2種類にわけられます。
- 優秀な人
- 仕事にやる気がない人
優秀な人は定時で帰るっぽい?
優秀な人は、定時で帰る・・・というか、定時で仕事を終わらすことができるということです。
仕事が終わればもたもたしてないでとっとと帰るので、残業してる人の目から見ると、「仕事が少ないんじゃないの?」と思われがちです。
上司からもそう見られるし、上述したように優秀な人には仕事がふられるので、どんどん仕事が回ってくるようになります
そのため優秀な人でも定時で帰れなくなることが多いです
仕事にやる気のない人も定時で帰るっぽい
仕事にやる気がない人は、定時で帰りやすいです。
仕事が終わってなくても、「ま、大丈夫かな」などとつぶやいて、とっとと定時で帰ってしまいます。
更に、上司もそういうところはよく見えますので、定時で帰れるような仕事しかあたえません。中途半端に仕事されたら困りますから。
まあ、得てしてそういう人はすぐに辞めていきますので、上司の判断としては良い判断だと言えます。
仕事が終わってなくても定時で帰れる心理
仕事が終わっていないにもかかわらず定時で帰ってしまう人は、仕事に対してやる気がない証拠です
1つには仕事よりもプライベートを優先して考えるためですし、もう一つは上司の責任だと思ってるためです
どちらも精神年齢はとても低く、自己中心的な考え方しかできない幼い人物です
上司にしたら、こういう社員はとても厄介で扱いにくく感じますが、要は定時で帰れる仕事を与えればいいだけです。
もしもそのような社員の考え方を正したいと思われたら、コミュニケーションを必要以上にとってコーチングしていくしか仕方ないです
そういうひとはそのうち辞めていきます
仕事ができないんじゃないか?という誤解
定時で帰る人が「仕事ができない」と見られることは、よくある誤解です。
やはり、残業が多いほど努力しているという古い考え方に基づいています。
しかし、定時で帰ることができる人々は、上述したように実際には効率的に仕事を進め、タスクの管理が上手いことが多いのです。
ただ、周りが見えてない人も多いです。「自分の仕事が終わったからいいっしょ」という感覚です。
なので、定時で帰る人は「仕事ができない人」とは真逆で、「仕事ができて、自分の仕事にプライドを持ってる人」と言えます。
毎日、定時で帰る人への会社からの評価
そういったひとりだけ毎日定時で帰る人の会社からの評価は、悪いです。
たとえ時間管理が上手く、計画的に仕事を進める能力が高くても、残業が一般的な職場文化の中では定時退社は否定的に考えられます。
定時で帰る人は「チームワークに欠ける」や「コミットメントが低い」という評価です。
つまり、定時で帰る人への評価は、その会社の風土によると考えたほうがいいです。
定時で帰る人と残業する人の10年後はどうなってる?
では、10年後にどうなってるのかを考えてみましょう。
定時で帰る人は、ライフワークバランスに優れてるので、ストレス管理をうまく行い職業疲労やバーンアウトのリスクが低いと考えられがちです。
ですが、会社からの評価は低いのでなかなか出世することはムズカシイです。
一方、長時間労働を続ける残業する人は会社からの評価は高いのですが、仕事の圧力とストレスが蓄積され、健康問題につながりやすいです
したがって、周りの状況を見ながら、仕事の効率を最大化して全員の定時退社を心掛けていくことが、ベストな選択肢になります
ひとりだけ・・・っていうのはマズイですよね
新人が定時で帰ってしまうときは?
新人が定時で帰ってしまうときもあります。新人はまだ職場のルールや文化を完全に理解していないからです
彼らにしてみたら、仕事が終わったから帰ってるだけなんですが、「協調性がない」や「やる気が足りない」というレッテルを貼られがちです。
悪いのは新人じゃなくてその上司です。上司にすれば「見ればわかるだろ」と思いがちですが、言葉で言わないとわかるわけがないです
間違ったことをしているときには、冷静に指摘して教育していくことです
5W1Hで説明しましょう
定時で帰ると仕事が増える?リスクをチャンスに!
定時で帰るという行動が、実際に仕事量の増加につながることがあります。
できる人だと思われて、さらに多くの仕事を任されるわけです。
その場合、ダラダラ仕事してる人を見て腹が立ちますが、他人と比較するのではなくて仕事に集中することです
同じようにサボってしまったら、人生を踏みはずします
あなたの努力はかならず花となり実となります。いまがチャンスだと思いましょう
会社の常識を変えていく
「定時で帰ることは悪い」という会社の常識があれば、少しずつ変えていくべきです
会社から認めてもらうための残業や残業代稼ぎの残業だったら、時間の無駄づかいでしか無いです
まずはあなたから自分の仕事の効率化を進めていって、残業するのはもったいないことを上司に提案していくことです
上司を説得するキーポイントは、「人件費の削減」と「生産性の向上」です
まずは上司に納得してもらいましょう
定時で帰る人にムカつく感情の対処法
- 定時で帰るとムカつくのは会社や上司のせい
- 上司と会社の考えを聞く方法
- 働きやすい職場を作るのは上司や社長の責任
- 粘り強く効率化を進めることが大切
- 残業を少なくするための施策
- 最終的には転職を考える
定時で帰るとムカつくのは会社や上司のせい
うちの会社はどうなんだろう?
とはいえ、やっぱり定時で帰る人を見るとむかつきますよね。
その根本的な原因は会社や上司にあります。会社や上司がしっかりと指示を出していないせいです
指示とはこの2つのどちらかです
- 残業しても良い
- 残業してはダメ
これがしっかりと全員に伝えられておらず、暗黙の了解のようになってしまってるので、定時で帰る人もいればそれを見てムカつく人もでてきてしまうわけです
まずは上司に会社の方針を聞きましょう
上司から会社の考えを聞く方法
上司に会社の考えを効果的に聞くためには、適切なコミュニケーション技術が必要です
まず、オープンな質問をすることが重要です
オープンな質問とは、話し手に広範囲にわたって答える機会を与える「どのように感じますか?」や「どのようにお考えですか?」といった質問です
「残業をどのようにお考えですか?」
「会社としては、残業を動捉えてますか?」
「ダラダラ残業や残業代稼ぎのための残業が多いように見えますが、どう感じられていますか?」
聞くタイミングと提案方法
とはいえ、会議の終わりやプロジェクトのレビュー時など、関係ないところやなにかのついでで聞いてもダメです。
適切なタイミング、適切な提案方法が必要です
しっかりした時間をつくってもらう
ちゃんとした面接で、答をしっかりと聞く態度で話し合うことです。
そのためには、「時間があるときでいいので、少しお話したいことがあるのですが」と、上司に時間をつくってもらうことです
適切な提案方法とは?
はじめにオープンな質問で相手の考えを聞いてから、提案していきます
そのためには傾聴が必要ですし、自分の意見やアイデアを先に話すことはやめましょう。
さらに、企画書などをつくっておき、その企画書を見せながら話すことで効果があがります
まずは上司の考えを聞きましょう
働きやすい職場を作るのは上司や社長の責任
働きやすい職場環境を作るのは、上司や社長の責任です
一見すると、「定時で帰る人を見るとムカつく」という問題は、当事者同士で解決すればいいと思いがちですが、当事者同士では絶対に解決できない問題なんです
あやふやな態度や暗黙の了解にしてしまってる会社や上司が原因だからです
なので、そのことを上司にうまく伝えていくことが解決方法になります
上司は部下の感情を読まないといけません
粘り強く効率化を進めることが大切
上司がそういったことを理解しても、上司が成長して会社が良くなるまでは時間がかかります
さらに、上司が「残業はやめよう」と言っても、仕事のやり方は定着してるので、すぐに変われません
そんなときに大切なのは、粘り強く効率化を進めることです。
すぐにあきらめないことですね
残業を少なくするための施策
残業を少なくするためには、効率的な時間管理が鍵となります。
効率的な時間管理の方法は次のとおりです
- タスクを洗い出す
- 優先順位を決める
- タイムブロッキングを使ってスケジューリングする
- コミュニケーションを取る
1. タスクを洗い出す
タスクとは仕事の中身です
何をやってるのか、どういうことをしなければいけないのかを細かく書き出しましょう
2. 優先順位を決める
緊急性と重要性の両方から優先順位を決めましょう
具体的には、緊急度と重要度が高いAの仕事からおこない、つぎに重要度が高く緊急度が低いBの仕事をしていくという方法です。
3. タイムブロッキングでスケジューリング
タイムブロッキングとは、似たような仕事をまとめるという方法です
例えば外に出かける仕事は月火に集中させるとか、パソコンを使うのは木曜日に集中させるといった方法です
4. コミュニケーションを取る
自分でうまく言った方法は、周りの人に伝染させていくことです
PDCAサイクルを回しながら、なるべくみんなで時短できるように考えていきましょう
最終的には転職を考える
定時で帰ることを認めてもらえない場合や感情が抑えられないとき、転職を考えていきましょう
すぐに転職先を探すのではなくて、これからの人生と今の会社を天秤にかけることです
転職を考える際には、現在の不満点を明確にし、次の職場で何を期待するのかを具体的に考えることが重要です。
そのために基準となるものが、あなたの人生のゴールです
眼の前のことも大切ですが、遠くを見ながら歩いていけば目的地にたどり着けます
人生って旅と一緒ですね
転職するならまずは専門家に相談
これからのことをいろいろと考えて転職する決断をされたら、まずは専門家に相談してみましょう
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まとめ:定時で帰る人にムカつく?その理由と対策方法を徹底解説
この記事のポイントをまとめます。
- 定時で帰る同僚を見てなぜムカつくのか具体的理由を探る
- 自分が帰れるのに同僚が残業していたら、うざいと感じる人もいる
- 残業しても給与が同じことが、ムカつく理由のひとつ
- みんなが定時で仕事を終える方法を見つけることがベスト
- 定時退社は法的に推奨されており、残業は制限されている
- 残業が少ない方が会社にとってもコスト削済につながる
- 優秀な人は効率的に仕事を終わらせられるので定時で帰ることが多い
- 定時で帰ることは仕事にやる気がないわけではない
- 新人が定時で帰るのは、ルールや文化を理解していないため
- 定時退社を選ぶ人はワークライフバランスを重視
- 残業する人と定時で帰る人の将来のキャリアは異なる可能性が高い
- 定時で帰ることは自己管理と効率性の証
- 定時で帰る人へのムカつきは会社文化やポリシーの問題を反映
- 定時退社が可能な環境は従業員の満足度を高める
- 定時で帰る行動が仕事量増加のリスクになることもある
- 定時で帰ることがなぜ悪いのか問い直す必要がある
- 定時で帰れないなら転職するのも一つの方法
残業しないほうが良いのは当たり前ですね
最後までお読みいただき、ありがとうございました