「どうしたらいいんだろう?」
日頃から、どうやってその悩みを解決すればいいのか、そしてなかなか解決することができずにずっと悩み続けてる・・・
そういうことはよくあることです。
あなたもこれからの仕事や家庭のことで悩んでいるのではないでしょうか。
実は、悩みは、解決方法が簡単に見つからないから悩みなんです
そこで、どうやったらその悩みを解決できるのか、悩みのもととなる問題発見や問題解決のプロセス・考え方を紹介します。
- 悩んでいたらまず相談すること
- 悩みから感情を抜いて問題として考える
- 悩みとは過去の後悔や未来への不安にすぎない
- 問題を解決する方法は必ずある
悩んでも仕方ないことで悩むのは無駄!悩みの本質を暴く
ある企業で管理職をしていました。
わたしもはじめはいろいろ悩んでばかりいました。
でも、ある時よく考えてみると、
悩んでもどう仕様もないことばかり悩んでることに気づきました。
悩むことも時には大切ですが、
この記事を読んでじっくり考えてみてくださいね。
- 悩む原因は感情が邪魔をしているため
- 解決できないのは答がないから
- 答がない理由とは?
- まずは悩みから感情や欲望をはずしましょう
- まずはひとに相談することが大事
- 悩みの具体例
- 相談する側は大きな問題だけど、される側はちっぽけなこと
- 「相談しても解決できるような内容じゃない」は間違い
- 相談するのが嫌ならグチを言えば良い
- 悩みがあったら相談してから問題解決に取り組むこと
悩む原因は感情が邪魔をしているため
仕事や家庭のことでいろいろ悩みが・・・
わたしもよくありました
生きているといろいろな問題が出てきますが、その中でも感情が一緒になったものが悩みになります。
不安や恐怖、後悔などの感情のために、冷静にかんがえられずに同じことを何度も考えてしまってるんです。
単純に、次の言葉を頭の中で繰り返してるだけなんです。
- どうしよう?
- こまった
- なんとかしないと
つまり、あなたはその問題を悩んでいると言いますが、考えてはいないんです。
さらに、その問題自体も簡単には答えが出ない問題のことが多いです。
解決できないのは答がないから
では、なぜ簡単に答えが出ないのでしょう?
それは、問題の多くが答がないものだからです。
答が出ない問題とは、次のような否定形の問題です。
- なぜ運が無いんだろう
- なんで何もできないんだろう
- なぜうまくいかないんだろう
悪魔の証明(無いことを証明すること)と同じです。どんなに考えても答はわかりません。
答がない理由とは?
答がない理由は、3つあります。
- 関係がない
- 認識が誤ってる
- 過去や未来のことだから
関係がない
僕って運がないんだよね~
運だけあっても仕方ないでしょう
問題の内容自体に関連性がないと、答を見つけることができません。
たとえば、「なぜ、運がないんだろう」と悩んでいるとします。
よく考えてみてください。「運が無い」ってどういうことでしょう?運があるとかないとか自体、はっきりとしていないことです。
単純にうまくいかないことが続くので、「運が無いのでは・・?」と考えてしまうだけです。
もちろん、こうすれば運が良くなるなんてことも気のせいです。
認識が誤ってる
わたしって何をやってもだめなの・・
それは勘違いですよ
認識が誤ってるというのは、「なぜ何もできないんだろう」「なにやってもだめだ」と悩んでるときです。
「何もできない」と言いながら、仕事できるし呼吸もできるしご飯も食べれています。
一つのことができないと全てができないように感じてしまうのは、人間の悪い癖です。
これは答が無いのではなくて、厳密に言えば問題が間違っているだけです。
なぜ、〇〇がうまく行かなかったんだろう?と悩むのが正解です。「何も」「すべて」とかではないです。
過去や未来のことを悩む
あのときやっておけば・・
それを考えても意味ないです
これが一番多いです。過去や未来に対して不安やおそれ、後悔などで考えてるんです。
- あの時こうすればよかった
- あの時なぜできなかったのか
- あした、うまくできなかったらどうしよう?
どの質問に対しても、答はないですよね。過去は変えることはできないし、未来はなってみないとわからないからです。
過去や未来のことを考えても無駄です。それよりも過去や未来を参考にして現在を考えることが大事です。
どれもこれも答えが出ないものばかり。それじゃ解決できません。
まずは悩みから感情や欲望をはずしましょう
たとえ答が有る問題だとしても、感情や欲望が入ってる状態では、まともに考えることはできません。
感情や欲望はストレスだからです。ストレスがあるとまともな思考ができなくなるのは、戦争や刑務所などの研究でよくわかっています。
冷静に判断するには、悩みの原因となる感情・欲望はひとまず外すことが大切です。
そのために有効なものが、人との会話、相談です。
まずはひとに相談することが大事
悩んでいるのなら、まずはだれかに相談することです。
誰でもいいので、人に話すことで自分の頭の中が整理されたり、全体像をはっきりとさせることができます。
そもそも、悩んでいた感情がとてもちっぽけに見えてくるのは、よくあることです。
そして、相談した相手は感情や欲求がないので、的確な答えを出してくれます。
それはあなたも知恵袋や相談サイトを読むと実感できるはずです。
厚労省でも「まもろうよこころ」という相談サイトを紹介してくれるサイトを解説しています。
引用元:厚労省
身近に相談できる人がいなければ、こういったサイトを利用することも視野に入れてみてください。厚労省なので安全です。
⇒ 『まもろうよこころ』
悩みの具体例
知恵袋や相談サイトにかかれていた具体的な悩みとその解決策を紹介します。
仕事が覚えられない
言われたことを一度で覚えることができず、何度も聞くと嫌な顔をされてしまう。
わからないままミスされたほうが困ります
20代男性が仕事で一番多く抱えてる悩みが「何度も聞くと嫌な顔をされる」です。
あなたがこんな相談を受けたらどう答えますか?
客観的に見て、答は2つしか無いですよね。「おぼえるしかないじゃん」と「だめなら転職すれば」です。
このことを相談したひとは朝から晩まで悩んでいたはずですが、他人の目から見たらこんなものです。
給与が低い
給与が低いので、プライベートに使うお金がない。どうしよう?
悩んでいてもお金は増えませんよ(笑)
これも20代男性の悩みです。
これもわかりきった答ですよね。「節約する」「プライベートで遊ばない」「転職する」の3つです。
「お金がない」と悩んでいたってお金は増えません。悩むよりも行動しないとだめな典型的な例です。
職場の人間関係
職場の人間関係がうまくいかない。どう接すれば良いのか?
この悩みがいちばん多いですね
こちらも20代のサラリーマンの悩みによくあるものです。
学生の頃と違って、社会人になると苦手な人やきらいな人と接していかないといけなくなります。
「嫌だ」とか「近づきたくない」とは言ってられないので、本を読んだりセミナーに行ったり経験を積むしか無いです。
これは答えはわかってるけど、そうしたくないので悩んでるだけです。
赤の他人から見ると、とても単純なことばかりなんです。
相談する側は大きな問題だけど、される側はちっぽけなこと
他人に相談するのはハードルが高く感じます。
なぜかというと悩みがとても大きいと感じたり、恥ずかしい問題だと思ってるからです。
ですが、相手からしたら取るに足らないことなんです。
病院では平気で下着を脱げますよね。それと同じです。
相談する相手を先生だと思えばいいんです。
「相談しても解決できるような内容じゃない」は間違い
相談したほうが良いですよというと、ほとんどの人から「相談しても解決できるような内容じゃない」とよく言われます。
それは当たり前のことです。相談しても解決できません。
上述した悩みでも、本人が仕事を覚えないと駄目ですし、給与も行動しないと上がらないし、ちゃんとコミュニケーション力を上げないと人間関係が良くなりません。
相談するのは、解決するためじゃなくて、ストレスを取り除くためです。
ストレスを取り除くことで、あなたが冷静になってその問題と向き合うことができるようになるわけです。
まずはストレスを取りましょう!
相談するのが嫌ならグチを言えば良い
面と向かって「相談があるんだけど」とは、誰しも言いにくものです。
そこでおすすめは、グチを言うことです。
- 〇〇で困ってるんだよね
- こんな事があって笑っちゃうよね~
- 最近、こんなかんじになっててさ~
という感じで笑いながら話し始めて、最後に「どうしたらいい?」とさらっと聞いてみることです。
悩みがあったら相談してから問題解決に取り組むこと
悩みは答のでない問題のことがおおいので、一人で悩んでいても時間の無駄です。
他人からしてみたら些細なことなのですが、感情とか欲求が入ってしまうととてつもなく大きな問題に見えてしまいます。
なので悩んでいたら、まずは他人に相談してみることです。相談が恥ずかしければグチを言いましょう。
感情を抜いた上で、問題をはっきりさせて冷静に答えを見つけていくことです。
悩んでも仕方ないことで悩むのは無駄!解決方法を探る
悩みから感情を抜いて問題の本質がわかったら、ほとんど解決したようなものです。
問題がわかったら、これからお話する順番通りに考えていけば、自然に答がでてきます。
- 問題解決の第一歩は考える順番
- STEP1 現状と理想のギャップの認識
- STEP2 原因の調査や分析
- STEP3 問題の把握
- STEP4 解決策の提示
- STEP5 実行する
問題解決の第一歩は考える順番
問題を解決するには、決まったプロセス、考える順番があります。数学や算数と同じです。
問題の大小、難しさ、簡単さなどに関わらず、決まった順番、5つのプロセスがあります。
- 現状と理想のギャップの認識
- 原因の調査や分析
- 問題の把握
- 解決策の提示
- 実行する
この5段階が、問題解決のプロセスです。
順番通りに進めていけば大丈夫!
STEP1. 現状と理想のギャップの認識
悩んでいるということは、こうなりたいという理想があるはずです。
その理想と現状をはっきりさせることです。
たとえば、上述した「仕事が覚えられない」という悩みは、次のようになります。
- 現状 仕事を覚えられない
- 理想 すべてのことを覚えている
- ギャップ 知識量
ギャップは知識量だとわかるので、問題は「どうやって知識量を増やせば良いのか?」になります。
ただ、複雑な悩みのときにはギャップがはっきりしないことがおおいです。そのためにやることは、「5回のなぜ?」とか「ゼロベース思考」がおすすめです。
「5回のなぜ」とは?
「5回のなぜ?」はトヨタ生産方式の一環で、問題が発生した根本原因を徹底的に洗い出すためのものです。
やり方は白い紙を用意して、一番真ん中に悩んでいることを書き、「なぜ」という質問を5回繰り返します。
ただ、悩みを解決するときには、一番はじめに何が問題なのかを明らかにしないといけないので、1回目の「なぜ」は、できるだけ答えを多く書きます。
5回繰り返せば良いだけって簡単だね!
具体例を読んでみてください
例として、「仕事が辛い」と言う悩みの場合、1回目の「なぜ」は書き出してみます。
- 仕事が合わないのでは?
- 人間関係が辛い
- 働いてもお金が増えない
- 単純にやりたくない
- 仕事がうまくできない
次に、それぞれの答えに対して同じように「なぜ」と問いかけます。これを5回目までやります。
最終的にこの表を見て、「仕事が辛い」と悩んでる心の奥底には、次の問題が複雑に絡まってるのでは?と推定されます。
- 仕事が合わない ⇒ 勉強不足
- 人間関係 ⇒ 無理強いする人がいる
- お金 ⇒ 給料が低い
ここまでわかったら、それぞれに対してギャップをどうすれば良いのか、具体的に考えていけば良いことにきづくはずです。
ゼロベース思考とは?
ゼロベース思考とは、前提や思い込みを一旦ゼロにして考える方法です。
今回、ゼロにするのは過去です。過去をゼロにして未来だけを考えてみましょう。
具体的には、「どのような未来にしたいのか?」と考えてみることです。
過去をゼロにするので何でもありです。今の会社や仕事にこだわらず、これから何をしていけば幸せになれるのかをピンポイントに絞って考えていきましょう。
それがギャップになります。
過去は捨てて未来だけを見ればいいってことね!
過去は絶対に変えられませんから
STEP2. 原因の調査や分析
現状と理想のギャップがわかったら、くわしく調査や分析をします。
現状と理想の間のギャップが、何によって生まれているのかを、どうすればギャップが埋まるのかを正確に把握することです。
たとえば、「勉強不足」が問題だとわかったら、何の勉強が足りていないのか、何のスキルが足りていないのかを調べることです。
そこでおすすめは、100%分析法です。
100%分析法とは?
100%分析法とは、問題全体を100%として、それを分割していく方法です。
例えば、給料が安いという問題に対して、次のように考えます。
- 自分と会社のどちらに原因があるのか?
- 自分だったら働き方とコミュニケーションのどちらか?
- 働き方だったら知識なのか行動なのか?
- 知識だったら・・・
常に大きく分けて、どちらに原因があるのかを考えてく方法です。
二者択一だったら簡単そうだね
具体的にお話します
給料を上がらない原因を調べてみます。
この場合、「社長、私の仕事の何を変えると給料が上がりますか?」と、直接社長に聞くのが早いです。
答えはどちらかです。
- 景気が悪い
- 営業成績を上げれば
「景気が悪い」と言われれば同仕様もないですし、「営業成績」と言われたらそのための解決方法を探ればいいです。
仕事が辛い場合は、自分の中で完結できます。
「なぜ仕事が辛いのか?」と自分自身に聞いてみましょう。
- 人間関係
- 仕事自体
人間関係だったら誰なのか特定してから、「顔なのか、性格なのか」と2択で質問していきましょう。
仕事自体が嫌だったら、「辞めるのか、辞めないのか」の2択で考えることで解決策がでてきます。
こんなに簡単ではないですが、しっかり向き合えば原因がわかります
STEP3. 問題の把握
原因の調査や分析をしっかり行って、問題の把握をします。
問題の把握をしっかりしないまま、解決策を考えてもうまくいきません。屋根の雨漏りみたいなものです。
問題の原因を100%特定してから、解決策を練りましょう。
この時点ですでに悩みはなくて、単なる問題になってるはずです。
悩みから感情をとると問題だけになります
STEP4. 解決策の提示
問題の原因が100%特定できたら、解決策を考えましょう。
このときに役立つのは、ロジカルシンキングではなくて想像力です。
「問題の原因は、〇〇だから、これをしたらよくなるはず。」
と、想像するわけです。この時に役立つのが、リフレーミングです。
リフレームとは?
リフレームとは、フレーム(額縁)を取り換えてその問題を見なおしてみるということです。
フレームを変えずに、あなたのままで、つまり今までの経験とは知識から考えてしまうと、今までの答と同じになってしまいます。
結局は解決にならないので、そうならないために他の人になりきって考えてみる方法です。
試しに次のような著名人や立場の人に成り代わって考えてみてください。
- ソフトバンクの孫社長
- スティーブ・ジョブズ氏
- あなたの会社の社長
- あなたのお父さん
- あなたの配偶者
それぞれの人の立場を想像して考えてみると、良い解決策が出てきます。
この手法は、モデリングとも言います。「孫社長だったらこんなときにはどうするだろう?」と考えてみる方法です。
他人になるって、なんか面白そう!
憧れの方で想像してみてください
STEP5. 実行する
解決策が出来たら、実行しましょう。
もしもうまく解決しなかったら、ふたたび解決策を練れば良いだけです。
原因はすでにわかっていますから、解決策が間違っていただけです。
この時点で、専門家に聞くのも一つの手です。解決できそうな人の著作を読んだり、話を聴くのも良い方法です。
どうしても解決できなければ、転職っていう選択肢もありますよ。
どうしてもムリなら転職も考えてみましょう
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まとめ:悩んでも仕方ないことで悩むのは無駄!今すぐ試したい問題解決術
この記事のポイントをまとめます
- まずは誰かに相談することが大切
- 悩みから感情を抜いて問題として考える
- 悩みとは過去の後悔や未来への不安にすぎない
- 感情が悩みの原因になることが多い
- 冷静に考えられないために悩みが生まれる
- 答がない問題が多いことを理解する
- 過去や未来のことに悩んでも無駄である
- 悩みを問題として捉え直すことが必要
- 相談することで悩みが整理される
- 現実と理想のギャップを認識することが大事
- 「5回のなぜ?」で問題の根本原因を探る
- ゼロベース思考で過去をゼロにして考える
- 100%分析法で問題を細分化する
- 問題の原因を特定することが重要
- 解決策を考える際には想像力が必要
- リフレームで他の視点から考えてみる
- モデリングで他人の立場から考える
- 実行して解決策を検証する
悩んでも仕方がないことで悩むのは時間のムダですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。